住宅ローンの選び方
住宅ローンを選ぶときに気をつけたいポイントやお借り入れまでの流れをご紹介します。
POINT1 ライフイベントを考えよう
ライフイベントとともに家計も変化します。
住宅ローンには、将来にわたって返済額が決まっている固定金利型と、 一般的に当初の返済額が固定金利型より少ない変動金利型があります。
ご自身のライフプランに合わせて検討しましょう。
出産 | 共働きの解消で世帯収入が変わることも。 |
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子供の進学 | 保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学…将来の教育費増も考えましょう。 |
定年退職 | 定年退職で収入が大きく変わることもあります。 |
毎月いくらまで住宅ローンを払えるか?
下の数式をもとに、いくらぐらいご返済できるか予想してみましょう。
POINT2 住宅ローン3つのリスク
住宅ローンには以下のリスクがあります。
【フラット35】はこれらのリスクに対するサポートも充実しています。
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生命のリスクお客さまが亡くなった場合、住宅ローンが払えなくなり住宅を失ってしまうことも考えられます。生命保険に入っておけば万が一に備えられます。
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火災のリスク火災で家が燃えてしまっても、住宅ローンは残ります。火災保険に入っておけば、万が一に備えられます。
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金利のリスク金利水準は経済情勢により常に変化します。しかし、金利には保険がかけられません。
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団信が利用可原則、団体信用生命保険(団信)にご加入していただきます。団信はお客さまが亡くなられた場合に住宅ローンの残債がすべて弁済される生命保険です。
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火災保険が必須返済期間中、継続して火災保険に加入していただきます。
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全期間固定金利全期間固定金利なら返済中の金利上昇リスクはありません。(ただし、当初の月々返済額は一般的に変動金利型よりも多くなります)
※加入条件や支払条件がございますので、別途ご案内などをご確認ください。
POINT3 金利タイプを知ろう
金利タイプには大きく分けて2つあります。
金利上昇に不安を持ちたくない方や返済額を確定させたい方には固定金利型がおすすめです。
ある程度金利が上昇しても返済に困らない、当初の返済額を抑えたい方には変動金利型がおすすめです。
金利は景気変動等、時代により水準が変化します。目先の低金利だけを優先せずに、金利上昇リスクや返済プラン等をしっかりと確認して自分に合った住宅ローンを選ぶことが大切です。
固定金利タイプの場合
金利の流れ
特徴
お借り入れ時に決まった金利が完済時まで適用されます。
次のような方におすすめです
- 金利上昇に不安を持ちたくない方
- 低金利時代に将来にわたっての返済額を確定させたい方
- 今後、教育費等で支出が増える見込みで安定した資金計画を立てたい方
変動金利タイプの場合
金利の流れ
特徴
短期(または長期)プライムレートに連動して随時変更されます。
多くは毎年4月と10月に金利の見直しがされます。
次のような方におすすめです
- 金利動向をご自身で見極めて判断できる方
- 金利変動リスクを理解している方
- 金利が上昇しても対応できる余裕がある方(返済困難にならない方)
固定金利期間選択型の場合(変動金利タイプ)
金利の流れ(10年金利固定の例)
POINT
3年固定・5年固定・10年固定ローンなどは変動金利タイプの住宅ローンです。
特徴
一定期間はお借入時の金利が適用され、その後は変動金利になります。
(再度、固定金利の期間が選択できる場合もあります)
次のような方におすすめです
- 将来の金利水準はわからないが、当面の低金利のメリットを受けたい方
- カーローン等、返済が重なる一定期間だけ返済額を安定させたい方
- 金利変動リスクを理解している方
- 金利が上昇しても対応できる余裕がある方(返済困難にならない方)